私はこないだ(平成19年度 春)初級シスアドに合格した。
試験を受けた理由、そしてその後
パソコンを良く利用する私には簡単に合格出来ると感じたから。
実際、簡単だったかと聞かれるとそうだと答える。
しかし、普段のパソコンの利用とは関係の無い知識もかなり出ているので、
対シスアド用の勉強を多少なりともした。
また、そのような知識の暗記をしっかりとはやらなかったため、午前問題では解けない問題がかなりあり合格発表まで焦った。
私なりの感想としては簡単な試験であった。
上記のように午前問題は危うく、70%を切る正解数であったため合格出来るかは不安だった。(午後問題は落ちる心配は無いと感じたので採点していない)
採点の仕組みが甘いため(?)実質60%位取れれば受かるみたいだ。
話はそれたが私がシスアドを受けた理由のもう一つには、自分のパソコンの知識を少しでも形ある物に変えたかったからだ。
一般の人より少しは知っている分野があるということを確認したかったからである。
逆説的にいうと、あまり突出していない自分の能力に少しでも威厳を持ちたいからであるのかも知れない。
現に私は、表計算ソフトもデータベースの使い方もほとんどわからない。
学生である身に甘んじて練習しようとしないからだ。
それは良いとして、業務で実際に使う主要なソフトウェアを使うことが出来なくても初級シスアドは受かる。
シスアドを何のために受けるのか?
合格したからといって独占的業務が出来るようになるわけでもない。
さらにそろそろシスアドという名前の試験も無くなるみたいだ。
私は合格したあと何が変わるかという問には履歴書にもの悲しげに初級システムアドミニストレータ合格と書くことが出来ると答えるだけだ。
予備校!?そんなとこに通わなくても本一冊あれば合格だ。
なんと自虐的にシスアドについて書いていけるのだろう。
これだけ無益な試験そうに書いてきたが、皆さんに受けて貰いたくない訳ではない。
何しろ受験者人口が上がれば社会的認知が上がるからだ。
そんな名もあまり知られていない試験という現状。